chamoxの日記

アラサー総合職共働き女の日常をつぶやいています

運転免許 ペーパードライバーがうっかり失効して再取得した話⑥

(ここまで書いていませんでしたが、私が失効したのはAT車普通免許で、もちろん再取得もAT車です)


続いて路上教習ですが、⑤でも書いた通り毎回指導教官が選べるシステムで、私はいつも左端に出てきた人(ランダム)を選ぶようにしていました。というのも誰かに固定しても人によって教え方のクセがあって偏った知識なっても良くないかな、と思ったからです。結果ほぼ毎回違う教官になっていました(二連続の場合は同じ人でしたが)。

受講してみて思うことは、本当に一部の先生は素晴らしい、あとは社会人としてどうなの?という両極端に分かれるということでした。


まず前者の方ですが、こちらが焦らない範囲で適宜指導してくれる、試験対策だけではなくて運転を日常生活に取り入れたときに必要なことを教えてくれる教官でした(ブレーキを踏む前にバックミラーで後続車を確認しておくと追突の危険がないよ、とか)。

女性教官で40代位の方2人にあたったのですが、どちらもフランクな会話を混ぜてコミュニケーションをとりつつ、運転指導してくれるのでリラックスできて非常に好感触でした。こちらが失効した話をしたら、それは残念だったね〜、でもせっかく入り直すならまた運転学べるね!ペーパーから脱せるね!とポジティブに応援してくれました…。失効者はここまでに辛いことが多いので(失効とか出費とか笑)そういう温かい言葉はすごく嬉しかったです。プライベートな話もしてくれて、家事と仕事両立するのは大変だけど、自分は一度辞めて正社員に再就職するのは大変だったから、今辛くても正社員は辞めない方がいいよ…とアドバイスいただいたり、本当に親身になってくれました。(👈このエールは今も胸に響いています✨✨)


一方後者ですが、教習所ではよくあるパターンだと思いますが、めちゃくちゃ上から目線な人が多かったです。こっちは客だぞ💢と内心ムカつきましたが、そういう人には超下手に出る作戦?で対抗しました。具体的には、「細かく指導してくださってありがとうございます〜。」とか、指導されたことを「もう一度復唱してもよろしいですか?つまり◯◯ということで〜」と繰り返す超めんどくさい真面目生徒になることで対抗しました笑     


上記のような態度のでかい教官がいるのは想定通りではありましたが一人めちゃくちゃ特殊な人がいました。

普通、路上教習が始まるとまず車に乗ったらお互い挨拶をして、その教習で何を身につけるか(1コマごとに達成すべき項目が決まっているので)を共有して、そこから教官が車発進、という流れです。しかし、その教官は挨拶もなし、目的の共有もなし、一切無言で発進して、いきなり「じゃあ運転席に代わって運転してください」が一言目でした。

普通は発進後に、「今日は検定のAコース中心にまわるよー」とか、「もう車はだいぶ慣れた?」とか会話するのに、ただただ無言。しかも仏頂面の中年男で、何を考えているのか全く分かりませんでした。そして運転中も指導はほとんどなく、左折とか右折とかポツっと言葉を発して終了です。もはやサービス業とか、接客態度以前の問題です。


何故こんなレベルの人を雇っているのか(コネかな?)、同僚はこの人とどう接しているのか(変人扱いなのかな?)色々と疑問でした。確かに自分の会社でも変人はいますが、ここまでコミュニケーションが取れない社会人っているんだなぁとある意味勉強になりました。


こういう(後者の)教官と比べると、自分の周りの上司や同僚にそういうレベルは居ないので、すごく恵まれた環境にいるんだなぁと感謝しました。


そして、教習所の給与体系は知りませんがどうか前者のような素晴らしい教官がお給料たくさんもらえますように(後者はカットで)…と願わずにはいられませんでした。